DXとはなんぞや?この一冊であなたも誰かに説明したくなる!

2021年1月29日

久しぶりに今日は本のご紹介をしたいと思います!皆さんDXという言葉は様々なシーンで毎日のように目にしているはず。しかし、明確にどのような定義なのか、何故必要とされているのか、簡潔に説明しろと言われたらどうでしょうか?今回ご紹介する「いちばんやさしいDXの教本」はそんな不安や疑問を優しく解説してくれる入門書です♪さっと読みたい方はポイント1とまとめを読んで下さるだけでも十分理解出来ます!

この本で学べること

  • DXとは、データを使って新しい価値を創造すること。そして売上、利益拡大につなげていくこと。
  • 時代は多様なニーズに対して個別に最適化されたサービスを高速で提供していく必要が出てきている。(マスカスタマイゼーション)
  • そのためには必要な情報がデータという形で分析・判断出来る状態になっていなければ対応出来ない。
  • そしてそのデータを高速、かつ高精度で分類・予測・判断していく必要がある。
  • 「必要な」データであれば大量にあるほど、分析精度は増していく。
  • つまり売上に繋がるような重要情報をデジタル化して、データを貯めていける仕組みが必要。
  • DX化を推進するには、必要な情報を編集し、ビジュアル化し、どうしたら上手く活用出来るか設計するスキルが重要。

こんな方にオススメ

  • DXとはなんぞやという疑問を解消したい方。基本を学びたい方。
  • DXをキーワードにした商材を取り扱っている方。
  • これから社内でDX化を推進していきたいが、何から手を付けたら良いか分からない方。

本のポイント1(DXとは)

  • DXとは、データドリブンな考えによってデータを活用し、売上や利益を伸ばす仕組みを作ること。
  • デジタイゼーション(アナログ情報をデジタル化する)⇒デジタライゼーション(重要なプロセスをデジタル化する)⇒デジタルトランスフォーメーション(新たな価値を創造する)という順番。
  • 2025年の崖は、DX化に失敗すると年間12兆円の経済損失が生まれるというもの。
  • ブラックボックス化された既存システムがレガシーとなり、その運用保守に9割の予算が割かれ、新技術への投資がままならず世界から置いてけぼりにされてしまう。
  • 極端にカスタマイズされたシステムの運用は結局他社で通用する技術にはつながらない。
  • データドリブンとは、経験やカンではなく、正確なデータにより意思決定を素早く、もしくは自動化していく事で、新たな価値の創造、顧客への付加価値向上に本当に必要な資源を割き、実践していく事を指す。
  • 社内のクローズドデータと公のオープンデータを上手く組み合わせて、データを「時系列等で並べる」「比べる」「繰り返す」をしていくことで分析精度は増していく。
  • 業務変革≠DX。DXの目的は効率化や改善ではなく、その先にあるデータによって売上や利益を伸ばす仕組みを作ることにより、新たな価値を創造する事が最終目標である。
  • DXは、クラウド・モバイル・AI・IoTなどのデジタル技術の集合体によって成り立っている。
  • DX化による自社での成功事例をサービス化し、外部に提供していくことでプラットフォームとなり新たな価値を提供していくことも出来る。

本のポイント2(DXの進め方)

  • 小さくコツコツ
  • 速く
  • 小さな改善を大切に
  • レガシーシステムはブラックBOX化するので再生産しない。SaaSなどを上手く活用。
  • どのような変化が待っているかビジュアルで説明出来る。
  • まずはデジタイゼーションにより、今まで紙で回覧していた情報をクラウドに保存し、Googleのスプレットシート内で情報を入力するようにする。承認チェックをつけるようにするなどの小さな改革から。
  • 自社の売上に繋がるプロセスをデジタル化する事で、どんどん必要な情報がデータとして溜まっていく。
  • そのためにはビジネスモデルやプロセスについて深く理解し、見える化させていく事が必要となる。
  • つまり現場の事をしっかり知る、耳を傾けて、現場の使いやすさを重視すること。
  • 広くアンケートなどで課題を把握して、事前に課題を把握した上で個別ヒアリングすると精度が担保出来る。
  • ビジネスモデル図でヒト・モノ・カネの流れを矢印でつないでビジュアル化する。
  • システムMAPによってどのプロセスでどんなシステムを使って、どんな情報がやり取りされているかなど。
  • 個人のPCなどにデータが残ると意味がない。常にクラウド等に保存してもらえるような意識づくりを!
  • 定例会には必ず意思決定者も入れ込むようにする。
  • DXにおいてもQCDの観点、そしてROIにより、投資に対する回収率を評価するという概念は重要。
  • UX=ユーザーエクスペリエンスの略で、顧客がデジタル化によって継続的に受ける価値の事を指す。
  • データをDXによってどんどん貯めていき、それらを活用する事で継続的に価値を提供していく。
  • DXにおいてはこまめな改善が重要。アジャイル開発が基本。
  • テストは本番と同じ環境で!抜け漏れ、フィードバックは絶対発生するので二度リハーサルするのが基本。
  • プロジェクトの評価はQCDで。品質(Q)は追加された機能などの見える品質と、使い心地などの見えない品質、納期(D)は受注から成約までのリードタイムがどれだけ短縮されたか。などの視点で見ていくと良い。
  • QCDを高めるコツはデジタル化によってプロセスを置き換えたり、省けたり出来ないか検討すること。

身近なDX化による新サービス

スピークバディ(AIキャラによる英会話練習アプリ):https://www.speakbuddy.me/

XZ(クローゼット。登録した服をAIがその日の状況に併せてコーディネート):https://play.google.com/store/apps/details?id=fashion.style.coordinate.app.xz&hl=ja&gl=US

この本を読んだ自分へのタスク

  • 自社のDX事例や考え方を再度調べて、自分に腹落ちさせる。
  • 日常生活においても、どんなデータが相手に溜まっていて、どのように活用されているのか想像しながらサービスを利用する。その視点を営業においても活かす。
  • 他のIT関連の入門書籍を読んで更に理解を深める。

まとめ

今回も初めての単語がたくさん出てきたので盛りだくさんになりました!

DXの最終目的は売上拡大と価値創造。必要なデータがたくさん集まる体質に企業を変える事で、意思決定が数段速くなることで行動のスピードが増す。速く動けるという事はそれだけ市場からフィードバックを得ることが出来るので、品質が良くなる。その積み重ねで新たな価値が創造され売上・利益の拡大に繋がっていく。これに尽きる事を理解出来ればこの本を購入した元は取れるのではないでしょうか。中盤以降は結構プロジェクトを推進していく上での細かいテクニック的な内容が目立つので、概要を理解したい方は軽く読み流しても十分だと思います。個人的は事例で紹介されていたスピークバディのサービスが気になりました♪

リンク

いちばんやさしいDXの教本 亀田重幸・進藤圭 著

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84DX%E3%81%AE%E6%95%99%E6%9C%AC-%E4%BA%BA%E6%B0%97%E8%AC%9B%E5%B8%AB%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%92%E5%A4%89%E9%9D%A9%E3%81%99%E3%82%8B%E6%94%BB%E3%82%81%E3%81%AEIT%E6%88%A6%E7%95%A5-%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E6%95%99%E6%9C%AC%E3%80%8D%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E4%BA%80%E7%94%B0%E9%87%8D%E5%B9%B8-ebook/dp/B08KFZH8HH