国家資格キャリコン、知識更新講習のポイントをシリーズでお届け!第2回「リカレント教育の知識」

2021年1月29日

昨今話題になることも多い、一旦社会に出た人がキャリアチェンジ、キャリアアップをするために再度学ぶ、教育を受ける機会をどんどん作っていこうというリカレント教育に関する概要や歴史についてまとめられた単元となっています。

単元のポイント

  • 1960年代、世界では化石燃料の産出により大量生産、大量消費の時代に突入し産業構造が大きく変化した。
  • その変化に立ち向かうためにはそれを支える主体を作るための教育が必要で、生涯が学習であるという概念が登場した事が始まり。
  • 1970年に初めてリカレント教育という名前で提唱されるようになったが、当時は世界的な不況で個人が自分の今の地位を守ろうという動きに走ったためすぐには定着しなかった。
  • 日本においても同様に、1960年代に三種の神器が出現し、女性の社会進出、共働き世帯、就業形態の多様化など産業構造が大きく変化。1970年になると学歴重視の風潮がどんどん高まっていった。
  • その後1990年に初めてリカレント教育が提唱され、いくつかの流れを経て学んだ事を結果に残せるようにするためにも社会人が学び直すことの障害を緩和するための教育訓練給付(費用面での助成)などを作ろうという流れになっていった。
  • 一般教育訓練給付は雇用保険に3年以上加入が基本条件、教育費用の20%もしくは10万円が上限で支給される。
  • 特定一般教育訓練給付は、在職者もしくは離職して1年以内に受講する方が原則で、業務独占資格(看護師や税理士など)や名称独占資格(キャリコンなど)の養成訓練を受けることやITパスポートやITSS(IT業界で必要な実務能力の体系図)レベル2以上の資格取得などの訓練を受ける必要がある。
  • 教育費用の50%、もしくは40万円を上限とするが、資格を取得して就職した場合にはプラス20%、最大70%の助成が出る。
  • 2019年10月よりこれらの給付を受けようとするためには事前にキャリアコンサルティングを受け、ジョブカードを作成する必要があるようになった。

まとめ

この単元ではこれまでの産業界の歴史をさらっと理解していく単元で、知識・教養として知っておくとその他の知識習得に役立つという内容なのかなと思います。

時代と共に、学んだ事はきちんと実践で結果を出す事がより求められるようになったこと、特別な助成を受けるためにIT関連の業務や資格が指定されるようになったこと。

このあたりを理解しておけば良いのではないでしょうか。

次回は「企業におけるキャリア形成支援の知識」です!